愛犬のしつけと訓練を始められる方へ。
犬は育てたい様には育ちません。育てた様に育つものなのです。
飼い主と愛犬が楽しく暮らすためには、犬のしつけと訓練は大変重要であり、全ては飼い主の責任という事をしっかりと理解しましょう。
しつけの本髄は「世の中には従わなければならない権威が存在する事」を教える事にあります。
権威とはこの場合、飼い主さんであったり社会のルールであったりします。
躾(しつけ)という分野は「抑制」です。
犬のしつけとは、「人間と犬が楽しく暮らすための方法」であり、「おすわり」や「お手」のようなものを教えるだけではありません。
例えば、無駄吠え、飛びつきなどをしない様になど、行儀、作法的な事を教えます。
出来れば躾(しつけ)は早く始める事をおすすめします。
訓練という分野は「高揚」です。
すなわち犬の持つ特別な能力を人間の役に立つように引き出し、高めることをいいます。
勉強的な要素が多く、何かするように教えることが訓練といえます。
具体的には服従作業、選別作業、追求作業などがありますが、当訓練所では服従訓練の科目を中心に教えています。
訓練は生後6カ月から始めます。